3月23日(日)盃爛処(はいらんしょ)で大学同窓会の3月例会を開催しました。幹事の大竹達雄さんの取り計らいで日曜日に特別に店を開けてもらいました。全国の地酒日本酒、焼酎を心行くまで堪能しました。
今回は渡部恒三大先輩が久々に出席されました。以前と変わらぬユーモアとペーソスのある「恒三節」を聞きました。平成の黄門様の「印籠 いんろう」も見せていただきました。
恒三さんにとって、大学に入学し雄弁会に入ったことが人生の大きな転機なったようです。学生時代から首相を務めた雄弁会の先輩 石橋湛山のもとで書生として学び、これまた雄弁会の先輩 浅沼稲次郎からも可愛がられたとのこと。後に浅沼は立ち合い演説会の最中に右翼青年に刺殺され非業の死を遂げました。学生時代の思い出を中心にいろいろなお話をお聞きしました。
公務の合間を縫って菅家一郎さんも駆けつけれくれました。渡部恒三さんと菅家一郎さん 新旧の衆議院議員の豪華共演です。お二人とも政治家になってから落選がありません。ご本人の不断の努力もさることながら、持って生まれた強運もあるのではないでしょうか。
お二人の姿を見、話を聞いて 尾崎士郎著「人生劇場」の中で夏村大蔵が吟じた一片の詩「わが胸の 燃ゆる思いに比ぶれば 煙は薄し桜島山」を思い出しました。菅家一郎さんは気概を持って、世のため人のため会津のために更に精進されることでしょう。政界は引退されましたが、渡部恒三さんにはこれからもこの国、そして会津を見守っていただきたい。
時がたつのも忘れ、楽しく盛り上がりました。幹事長として嬉しい限りです。美味しいお酒を飲み過ぎました。泥酔です!!